お久しぶりすぎて忘れ去られているような気もするのですが・・YanoKazuhaですm(_)m
3月から長らく更新がとまってしまっていたのですが、4月からの新学期に合わせて卒論関係の準備やら楽しいイベント参加やらで大変に忙しくしていました。
ちょっと気分が落ち込んでいたりもして、はじめは「自分の考えたことを発信したい」と書き始めたこのブログですが、「研究分野の資料の基礎をつくりたい」なんて欲がでてきたり、いつのまにか「せっかく実名で顔も出して書いているのだから、自分の生き方だとか考え方についても書いていきたい」そんなこともぽつぽつ思っています。
さて、そんなことを言いつつ今日も選挙の話題です。
以前「 #市民災害救助隊ちちぶ にできたこと」という記事でもふれた
清野和彦さんが4月20日に行われた秩父市議選挙に出馬、みごとに当選されました。
なぜこのことをブログに書こうと思ったかというと
今回の秩父市議選挙のなか、清野さんの選挙活動はあまりにも類まれな活動だったからです。
◆ネットを地方選挙で有効に使うこと
◆地方都市で若者が出馬し当選すること
◆若者を選挙活動に巻き込むきっかけをつくったこと
◆低予算選挙
◆これまでの選挙活動で多く見られる「効果的・合理的な選挙」
◆家入さんや三宅洋平さんの選挙で行われてきた「楽しい選挙」
これらが奇跡的に合わさった選挙活動が展開されていたからです。
・・・類まれでしょ?
ほかになんと説明して良いか、うまい言葉がみつかりませんでした。
地方選挙×地盤なし×2012年に設立した若い緑の党からの推薦×30歳のUターン新人
という一見不利にみえる要素しかないにも関わらず(失礼)
22の当選枠に27人の立候補者がいるなか、清野和彦さんは3位という上位で当選されました。
上位当選がなぜ大事かというと、当選したあと議会でどれだけその候補者が発言力を持つかということが、その候補者がどのような支持力を持っているかということに直結しているからです。
民主主義国家で多数決というのは少数者保護があってはじめて成立するのですがそれはおいておいて、たとえ同じ22枠で当選したとしても1位当選した方と、22位で当選した方では得票数が違いますので支持者の数が違います。支持者の多い方の意見はそれだけ民意に沿っているとみなされますので重みがあるんですね。
そのため清野さんのように上位当選をすることは発言が重く受け止められるということで、今後の議会での活動に大きな影響を与えるわけです。選挙に出るということは当選するためではなく、当選したあとに何をするか、ということが問われるのですから上位当選はとても大事な要因なのです。
長くなりますので3回に記事をわけますが
②では選挙報告会に参加された方の感想を中心にこの類まれな選挙をふりかえり
③では私の実感をふくめ、まとめていきたいと思います。
と、書きはじめたのですが
私は選挙に投票以外で関わったのは2月の都知事選挙がはじめてですし、選挙にくわしいわけでも、選挙好きなわけでもなく、なぜか巻き込まれた、というのが素直な感想です。
清野さんとは、家入さんの選挙のお手伝いをさせていただいた直後の出会いだっただけに、正直をいえば「また選挙か・・・」と食傷気味だった私。
はじめは手伝う気もなく、雪かきだけして帰るつもりでした。
実際にそのときは東京に戻ったんです。
それでも、手伝おうと思ったきっかけは三つ。
・家入さんのキャンプで出会った友人達が真剣に手伝いをしていたこと。
・息子さんが出馬されることに最初は戸惑っていたけれど、覚悟を決めたとおっしゃっていた清野さんのお母さんとお話させていただいたこと。
・清野さんの大学時代のお友だちから、年下で初対面の私に「応援してやってほしい」と頭を下げられたこと。
この三つが同時にくるとやっぱり心は動きます(笑)
なにより清野さん自身が毎日ツイキャス放送をされていたので、実際に会って話すよりも多くのことをそこから知ることができました。
結局のところ、清野さんの受け答えや好みや、そのひととなりに惹かれたんですね。
選挙にでるから応援しよう、というよりはこのひとが頑張っていることだから応援しよう、という気持ちでした。
どうぞ相変わらず長いですが最後までお付き合いくださいm(_)m